小牧のカウンセリングセンターです。

カウンセリングとは

トラブルのシステム

心のトラブルはどうして起きるのでしょう
過去の経験が原因となっていることが多いです。
例をいくつか解りやすくご紹介します
ここで紹介する例は原因を簡略化してあります。実際は様々な原因があり複雑ですが、わかりやすくするため簡略化してあります。

思い込み

周りの人は私を嫌いに違いない、死ねばいいと思ってるはず
痩せていないと生きている価値がない
自分なんか生きていてはダメだ
実際にはあなたのことをそんな風には思っていません。

恐怖症

犬恐怖症は「小さい頃に犬にかまれる」→「犬すべてが怖くなる」です。
恐怖症のレベルによりますが、ひどい時は犬のぬいぐるみを見ても怖くなります、さらにひどくなると犬の話をしただけでも動悸がおきたりパニックになったりします。そこまでいくと生活にかなり支障が出てきます。

暴力（DV

DVは小さい頃に父親に暴力をふるわれて育った可能性があります。
小さい頃にあなたが受けた「自分の意見を通す＝力で押し切る」が普通として記憶し、そのまま成長します。
普段は社会人として理性が働き普通の生活をしますが、ちょっとしたきっかけで昔の記憶が戻ります
１、「意見が合わない」・「カッとなった」、そんな時に昔の記憶が蘇り暴力をふるう。
２、冷静さを取り戻したときに「自分がなぜ殴ったのか不思議だ」、もしくは「俺は悪くない」と思っています。
３、本人はこう言います、「殴って悪かったもうしないよ。」もしくは「怒らせたお前が悪い」
４、理性が戻りしばらく平穏に過ごす。
５、１に戻る。
この繰り返しです。

拒食症(過食症）

好きな人にデブといわれる。
ショックで食事を控える→悪化して拒食症になる
第三者から見ればばかばかしい原因ですが、当人にとっては大事件です

不登校

学校でいやな出来事がある→怖い
怖いという思いが肥大化
大人が「気のせいだ、行けばなんとかなる」と言い無理やり行かせる→「誰も私の言うことに相手にしてくれない、誰も助けてくれない。怖い！」→思いがさらに肥大化
怖くて動けない→不登校

鬱・ひきこもりは原因が一つでなかったり複雑に絡み合ったりしてます。
そして本人は原因を覚えていません。（幼いことの出来事だから・いやなことは覚えていたくない）

これが「トラブルのシステム」です。

どうすれば良くなるか？

ストレスが原因ですね

一般的にはこれらの複雑な原因をストレスと一言でかたずけてしまいます。
よく「ストレスが原因ですね」と言われますが、言われた側はそんなことはわかっています。そのストレスの原因がわからなければ発散も解消もできません。
温泉や南の島で過ごすのもいいでしょう、一時的にはすっきりしますが、日常に戻ればまたストレスがたまりトラブルを引き起こします。
残念ながら克服・改善されておりません。

原因と向き合う

過去は変えることはできませんが、自分の考え方は変えることができます。
カウンセリングを受けることによって、過去の経験に対する見方・考え方が変わります
犬恐怖症の人は犬を好きになる必要はありませんが、犬に怯える生活を過ごさなくて済みます
DVする人はその原因を探します。愛する人を傷つけなくなります。

不登校

行きたくない理由を探します。それらを解決すれば登校できます。

カウンセリングは過去の原因となった経験をみつけ克服するように話しかけます。
新しい見方・考え方をもったあなたは過去の出来事を冷静に見ることができます
必要以上に怯えたり不安がったり悲しんだり孤独感を感じたりすることは無くなります

原因は1つとは限りません。原因がいくつもあればそれだけ克服しなければならない回数が増えます。
1つ克服してもそれを受け入れるのに時間が必要です
カウンセリングか何回も通う必要があるといわれる理由です

解放されたあなたは？

どうなります？
さあ、想像してみてください。恐怖感・不安感・孤独感などから解放されたあなたはどんな人？
笑顔で学校や職場に行く自分
意味のない暴力で愛する人を屑つけない自分
拒食(過食）しないで健康体の自分
自殺願望から自分を守る自分
強迫観念で何度でも手を洗わない自分
パニックにならない自分
○○依存症ではない自分
両親からの重圧から逃れることのできた自分
仕事中毒ではない自分

新しいあなたはどんな人ですか？

治せるはずがない！

カウンセリングは万能ではない
カウンセリングを受ければ必ず改善・克服できるわけではありません
カウンセリングの効果が弱い方の例を言います
１、現状を気に入っている（不幸な私、かわいそうでしょ）
２、治したくない
３、医者の治療が必要
４、その日のうちに治したい（ほぼ無理です・・

これらの人はカウンセリングの効果が弱いです

理由は簡単です。本人が克服したくないからです。
本人が改善を望まないのであればカウンセラーがいくら頑張っても無理です
改善してもまた元に戻ります。

逆を言えば本人が本気になれば必ず改善・克服できます
克服したいけど自分には無理だと思っているのであれば、無理だという思い込みから解放します

成長する

子供の時のまま？

性格は変わります、成長する段階で多くの経験していきます
性格が子供のままということはまれだと思います
「成長するということは性格が変わる」ということです
性格は古い洋服のようなものです
いくらお気に入りでも小さくなった服を着ることはできません
古い服は小さくぼろぼろで、成長したあなたにとっては窮屈で不便です
カウンセリングを受けて、新しい洋服（新しい自分）に着替えて（成長）はいかがでしょうか？
古い服を着たあなたには想像もしていなかった世界が待っていますよ